「セックスでもマスターベーションでも射精という行為に変わりはない、わざわざ女性とセックスするなんて面倒くさい」
世の中には、そんなことを言う男性もいるそうです。しかし、それは本当なのでしょうか?マスターベーションとセックスには違いは無いのでしょうか?どうやら、身体はそうは思っていないようです。
ベルギーの研究者Gerrisは、セックスによって得られた精液とマスターベーションによって得られた精液の質を比較する研究を行なっています。一連の研究によると、マスターベーションによるものと比較して、セックスで射精された精液の中には、70~120%も多い精子が含まれているそうです。精液の量自体も増えます。前立腺からの分泌液が25~45%も増えるそうです。
また、運動性も形態も、セックスで射精された精子のほうが質が高いそうです。。
しかしながら、なぜ実際のセックスのほうが精液の質が上昇するのかは分かっていません。セックスという行為の中にマスターベーションとは違う、なんらかの因子があるはずなのですが、それはまだ明らかにされていません。
いずれにせよ、身体は「セックスとマスターベーションは別物」と認識するのは間違いないようです。