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包茎治療は前立腺がんのリスクを下げる


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割礼や包茎治療による包皮切除は前立腺がんリスクを下げるかもしれません。といっても、これは初めてセックスする前に手術した場合だけの特典のようです。

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シアトルにあるフレッドがん研究センターのWrightらは、3000人の男性に「包皮切除をしたかどうか」また「したとしたら、いつしたのか」を質問しました。これらの3000人のうち、約半数は前立腺がんにかかっている人々でした。

その結果、包皮切除したグループでは、しなかったグループとくらべると、15%ほど前立腺がんにかかっている人の数が少ないことがわかりました。また、悪性の前立腺がんで比較すると18%も低いことがわかりました。

しかし「初体験」の後に包皮切除した人々では違いがみられなかったことから、「包皮切除によるリスクの低減」は初体験前にした場合に限定されるようです。

研究チームは、前立腺がんは性感染症による前立腺の炎症によって促進されると考えています。包皮切除は「病原菌の温床となりやすい包皮の下の粘膜層」を切除してしまうため、切除した人々のペニスでは「前立腺の炎症につながる病原菌」の増殖が抑制されているのではないかと考えられます。

この研究に関連して、たくさんのセックスパートナーを持つかセックスを高頻度で行う男性では前立腺がんのリスクが40%まで高まることが知られています。

一方、頻繁にマスターベーションする男性では前立腺がんのリスクは下がります。これらのことは、性感染症によって引き起こされる前立腺の炎症が「がん」につながる可能性を強く示しています。

もともと、宗教的儀式である「割礼」は感染症を防ぐ目的で発生したといわれています(過去記事:なぜ「割礼」が生まれたか)。そういう意味では、この研究結果も納得ですね。しかし、ほかの記事(包茎ペニスはダメなペニス?)でも書きましたが、包皮には繊細な感覚神経が多数分布していることが知られており、それを切除してしまうことはセックスでの喜びを低下させてしまうかもしれません。

切るべきか、切らざるべきか。包皮に富む男性にとっては悩ましい問題ですね。


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陰毛が縮れている理由


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日本人の多くはストレートな黒髪を持っています。しかし、そんなストレートヘアーの人でも、陰毛や脇毛は縮れています。これは何も日本人に限ったことではなく、どの人種でも共通しているようです。

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頭髪と陰毛は同じ「毛」であってもその性質はずいぶん違います。頭髪は数年間伸び続けますが、陰毛は最大一年程度で生え変わってしまいます。

頭髪の成長は女性ホルモンであるエストロジェンでコントロールされていますが、陰毛の成長は男性ホルモンであるアンドロジェンによりコントロールされています。

伸びるスピードも異なり、頭髪は1ヶ月に1センチ成長しますが、陰毛は6-8ミリほどしか成長しません。毛の断面も、頭髪は丸型ですが陰毛は楕円形だそうです。ちなみに、頭髪もくせ毛の人であれば断面は楕円形です。

それではなぜ、陰毛は縮れているのでしょうか?

この問も例によってハッキリとした答えはでていないようですが、一説によると「毛と毛の間の空間に臭いを閉じ込めるため」だそうです。

陰毛のある局部にはアポクリン腺という分泌腺があります。ここからは、異性を惹きつけるような臭いがでているのではないかと言われていますが、毛が縮れることによって毛と毛の間に空間が生まれ、その臭いを局部に止めているのではないかというのです。

真実は今後の研究を待たなければいけません。しかし、人類が進化の過程で体毛を失っていったのにもかかわらず局部に頭髪とは性質の違う毛を残したのには、なにか理由があるはずです。私たちの身体についても、分かっていないことは多いんですね。


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世界の起源


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「The origin of the world(世界の起源)」と名付けられた一枚の絵があります。

The origin of the world

この絵は1866年、フランスの写実主義の画家、ギュスターヴ・クールベによって描かれました。股を大きく開いた女性の局部をクローズアップした構図、そして「世界の起源」というタイトル。非常に印象的な作品です。

この絵はもともと、オスマントルコ帝国の外交官、カリル・ベイが個人的な趣味でオーダーしたものだそうです。彼はもともとこの絵を芸術としてよりはポルノ趣味の一環として扱っていたようで、とっておきの客だけに見せびらかすようなやりかたで鑑賞していたそうです。その後、様々な人の手にわたり、現在はオルセー美術館に収蔵されています。

その長い歴史の中で、この絵は「性の理解や開放のための運動」あるいは「芸術とポルノの境界問題」を象徴するようになったようで、現在では世界中でこの絵をめぐる騒動が引き起こされています。

1994年には、フランスで、この絵を本の表紙絵にした小説が警察の圧力により店頭展示から外され、大きな物議をかもしました。同様の事件は2009年のポルトガルでも起こっています。

さらに2011年には、この絵をfacebookにアップロードしたアーティストが運営者から警告を受け、アカウントが停止されるという出来事も起こっています。このfacebookによる措置は批判を集め、多くのfacebookユーザーが自分のプロフィール画像をこの絵に差し替え、抗議したそうです。今はそのアーティストのアカウントは使えるようになったそうですが、「ポルノ画像をアップロードしないという条件つき」だとか。

絵の歴史的経緯にしても現在の騒動にしても、「芸術は見る人によって意味が変わる」のがよくわかりますね。

ちなみにこの絵は、オルセー美術館のポストカードの売上ではルノワールの「Bal du moulin de la Galette(ムーラン・ド・ラ・ギャレット)」についで2位だそうです。


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