25
072010
愛液の秘密
膣分泌液、いわゆる愛液は、セックスの際に摩擦を軽減するための潤滑液として重要な役割を果たしています。
それでは、愛液はどこからどのように分泌されるのでしょうか?膣の中に愛液を分泌する腺があって、そこから出てくるのでしょうか?それとも別の方法で?
これを明らかにしたのは、セックス研究の大家、マスターズとジョンソンです。1960年代のことです。
彼らは、プラスチックでできた「ペニス型カメラ」を開発し、これを女性の膣に挿入・観察することで、女性たちの肉体的反応をフィルムに撮影しました。その努力はものすごいもので、数100人の女性に「ペニス型カメラ」を挿入し、オーガズムまでの性反応を撮影したということです*。
(*全ての女性に対して、ピストン運動だけでオーガズムを導いたわけではありません。約70%の女性は、ピストン運動に加えてクリトリスも刺激したそうです)
その結果、膣分泌液は特定の腺からではなく、膣の粘液壁全体から分泌され、その正体が血漿であることが明らかとなりました。血漿とは、血液に含まれる液体成分です。血液から血球を取り除いたものと考えるとわかりやすいかもしれませんね。
もしかしたら今では、膣分泌液の出所などは常識だったかもしれません。しかし、それを明らかにするために行われたマスターズとジョンソンの実験は、当時としては常識はずれで衝撃的でした。実際、彼らの研究は大きな論争を巻き起こしています。彼らは他にもたくさんの面白い研究を発表しています。これから少しずつ紹介していきますね。
人気ブログランキングに参加しています。
この記事が参考になりましたら、クリックしていただけると嬉しいです。
それでは、愛液はどこからどのように分泌されるのでしょうか?膣の中に愛液を分泌する腺があって、そこから出てくるのでしょうか?それとも別の方法で?
これを明らかにしたのは、セックス研究の大家、マスターズとジョンソンです。1960年代のことです。
彼らは、プラスチックでできた「ペニス型カメラ」を開発し、これを女性の膣に挿入・観察することで、女性たちの肉体的反応をフィルムに撮影しました。その努力はものすごいもので、数100人の女性に「ペニス型カメラ」を挿入し、オーガズムまでの性反応を撮影したということです*。
(*全ての女性に対して、ピストン運動だけでオーガズムを導いたわけではありません。約70%の女性は、ピストン運動に加えてクリトリスも刺激したそうです)
その結果、膣分泌液は特定の腺からではなく、膣の粘液壁全体から分泌され、その正体が血漿であることが明らかとなりました。血漿とは、血液に含まれる液体成分です。血液から血球を取り除いたものと考えるとわかりやすいかもしれませんね。
もしかしたら今では、膣分泌液の出所などは常識だったかもしれません。しかし、それを明らかにするために行われたマスターズとジョンソンの実験は、当時としては常識はずれで衝撃的でした。実際、彼らの研究は大きな論争を巻き起こしています。彼らは他にもたくさんの面白い研究を発表しています。これから少しずつ紹介していきますね。
人気ブログランキングに参加しています。
この記事が参考になりましたら、クリックしていただけると嬉しいです。