09
022012
古代エジプトの経口避妊薬
現代では「ピル」として知られる経口避妊薬。コンドームと並び、世界的にポピュラーな避妊方法です。
もっとも古い経口避妊薬は古代エジプトで登場したと考えられています。コンドームよりも誕生が古い可能性があるそうです。
紀元前1300年頃に書かれたとおもわれる古代エジプトの医学書に、経口避妊薬について記されているそうです。しかし、今となってはどんな薬だったかはわかりません。
その次に経口避妊薬が歴史上に現れるのは、一世紀のギリシャです。ペダニウス・ディオスコリデスがのこした学術書に「シダレヤナギとビャクシンの根」が妊娠を防ぐために効果的、と書かれているそうです。
この「処方」はあながち間違いでもないようで、シダレヤナギには女性ホルモン剤に似た成分が含まれており、擬似妊娠状態を作りだして排卵を止める可能性があるということです。また、ビャクシンの根に含まれる成分には、マウスを使った実験で、受精卵の子宮への着床を防ぐ効果があることが確かめられているとか。
古代の人々はどうやってそれを発見したんでしょうね。
もっとも古い経口避妊薬は古代エジプトで登場したと考えられています。コンドームよりも誕生が古い可能性があるそうです。
紀元前1300年頃に書かれたとおもわれる古代エジプトの医学書に、経口避妊薬について記されているそうです。しかし、今となってはどんな薬だったかはわかりません。
その次に経口避妊薬が歴史上に現れるのは、一世紀のギリシャです。ペダニウス・ディオスコリデスがのこした学術書に「シダレヤナギとビャクシンの根」が妊娠を防ぐために効果的、と書かれているそうです。
この「処方」はあながち間違いでもないようで、シダレヤナギには女性ホルモン剤に似た成分が含まれており、擬似妊娠状態を作りだして排卵を止める可能性があるということです。また、ビャクシンの根に含まれる成分には、マウスを使った実験で、受精卵の子宮への着床を防ぐ効果があることが確かめられているとか。
古代の人々はどうやってそれを発見したんでしょうね。