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072010
産まない男、産む女
Category: 男と女 Tags: ---
前回の記事で、男性は肉体的浮気を許せず、女性は精神的浮気を許せないという研究を紹介しました。もちろんどちらも嫌なのですが、どちらがより耐え難いかということを選択させると、男女でそういう結果になるのです。
それにしても、なぜ、このような違いが生じるのでしょうか?
実は、「男女の体のつくり」と「繁殖戦略」がそれぞれの考え方に影響を与えているのです。
男性の場合、パートナーの女性の肉体的な裏切りは、精神的な裏切りよりも失うものが多いのです。パートナーが生んだ子供が本当に自分の子供かどうかを、男性は知ることができないからです。
パートナーの浮気により、もしかしたら他人の子を育てさせられるかも知れません。そうなると、自分の子孫を残せない可能性も考えられます。これは男性にとって大きなリスクです。
一方、女性の場合、パートナーの男性の精神的裏切りのほうが、肉体的裏切りよりも失うものが多いのです。
女性の場合、自分が生んだ子はまちがいなく自分の遺伝子を引き継いでいます。しかし、男性の気持ちが他の女性に注がれてしまった場合、物質的な援助を受けられなくなる可能性があります。女性はどうしても一時期は子育てに専念しなければならないため、パートナーによる協力と援助は自分と子供の生存のために必要なのです。
このような違いで考え方まで違ってくるのですね。どちらがいい、悪いの問題ではなく、ありのままに異性を理解してあげられるようになりたいものですね。
*このテーマに関する本のお勧めはコチラ。原著論文のデータの扱いが若干雑な印象がありますが、男女の違いをとてもわかりやすく解説しています。良書です。
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それにしても、なぜ、このような違いが生じるのでしょうか?
実は、「男女の体のつくり」と「繁殖戦略」がそれぞれの考え方に影響を与えているのです。
男性の場合、パートナーの女性の肉体的な裏切りは、精神的な裏切りよりも失うものが多いのです。パートナーが生んだ子供が本当に自分の子供かどうかを、男性は知ることができないからです。
パートナーの浮気により、もしかしたら他人の子を育てさせられるかも知れません。そうなると、自分の子孫を残せない可能性も考えられます。これは男性にとって大きなリスクです。
一方、女性の場合、パートナーの男性の精神的裏切りのほうが、肉体的裏切りよりも失うものが多いのです。
女性の場合、自分が生んだ子はまちがいなく自分の遺伝子を引き継いでいます。しかし、男性の気持ちが他の女性に注がれてしまった場合、物質的な援助を受けられなくなる可能性があります。女性はどうしても一時期は子育てに専念しなければならないため、パートナーによる協力と援助は自分と子供の生存のために必要なのです。
このような違いで考え方まで違ってくるのですね。どちらがいい、悪いの問題ではなく、ありのままに異性を理解してあげられるようになりたいものですね。
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