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022012
性感はリスクの報酬
私たち人間を含む動物は、非常に強い衝動につき動かされてセックスをします。その衝動は、理性によるコントロールがきかなくなるほどの強さです。
それでは、なぜ、セックスへの衝動はこのように強烈なのでしょうか?なぜ、セックスという行為にこれほどの快楽が伴うのでしょうか?
アメリカの心理学者、ポール・エイブラムソンとスティーブン・ピンカートンらによると、それは「普通の生活はセックスを抑制する方向に働いているから」だそうです。
現代でこそ、私たちは生活を楽しみ、セックスを愉しむ余裕があります。しかし原始時代では、セックスをするということは肉食獣などの敵に無防備な姿をさらすことを意味していたでしょう。食料をさがす時間も削らなければなりません。また、性病や出産のリスクなど、セックスには危険がつきまとっていたはずです。
だからこそ、セックスには強烈な快感が与えられたのだと考えられます。生物が子孫を残すためには、障害をものともせずにセックスパートナーを求めてしまうほどの「ごほうび(性的快楽)」が必要だったのです。
人間の場合、その強いセックスへの衝動が文化や芸術を花開かせた側面もあるのですが、それは又の機会に。
それでは、なぜ、セックスへの衝動はこのように強烈なのでしょうか?なぜ、セックスという行為にこれほどの快楽が伴うのでしょうか?
アメリカの心理学者、ポール・エイブラムソンとスティーブン・ピンカートンらによると、それは「普通の生活はセックスを抑制する方向に働いているから」だそうです。
現代でこそ、私たちは生活を楽しみ、セックスを愉しむ余裕があります。しかし原始時代では、セックスをするということは肉食獣などの敵に無防備な姿をさらすことを意味していたでしょう。食料をさがす時間も削らなければなりません。また、性病や出産のリスクなど、セックスには危険がつきまとっていたはずです。
だからこそ、セックスには強烈な快感が与えられたのだと考えられます。生物が子孫を残すためには、障害をものともせずにセックスパートナーを求めてしまうほどの「ごほうび(性的快楽)」が必要だったのです。
人間の場合、その強いセックスへの衝動が文化や芸術を花開かせた側面もあるのですが、それは又の機会に。